ヨーロッパの特急、新幹線について4
他の国とは違って広軌路線を採用してきたスペインでは、標準軌の線路をマドリードとセビリャとの間に新たに敷いた。
標準軌の新幹線網を広げて、フランスとの相互乗り入れをめざしている。
ここを走るAVEという特急では、座席の等級が、クラブ、プレフェレンテ、トゥーリスタという三種に分けられている。
それぞれに専用のスチュワーデスによるサービスが施され、その分特別料金が必要となる。
このほかスペインには、軌間を自在に変更できるタルゴという名の特急も以前から走っている。
フランスのTGVは、一九八一年の開業以来、路線網を広範囲に拡大してきた。
パリからは南東方面、南西方面、北部方面それぞれに敷かれた専用路線をばく進し、その先は在来線を他の列車に混じって進む。
新幹線も在来線も軌間の等しい国ならではの技である。